「僕がきょうのニュースで一番興味を持ったのが、このニュース」とメインキャスターの小倉智昭は「小倉が斬るニュース2」コーナーでニヤリとした。6日午後6時頃(2014年1月現地時間)、ドイツ北部のブレーメン空港で管制レーダーが謎の飛行物体をとらえ、そのため一部の便が欠航する騒ぎがあった。ドイツ国内ではUFO(未確認飛行物体)かと騒ぎになっているという。
管制塔の交信に応答なし
最初、光る物体は1つだったが、さらにもう1つが現れ、空港の離着陸エリア上空にまで接近した。管制官はこの物体と交信しようとしたが、できなかったために警察に通報した。
小倉「映像を見る限り、UFOとしか思えない」
田中大貴アナはこの騒動を報じたドイツの新聞記事を見せ、「UFOと思われる円盤から地上に青い帯が伸びている写真を掲載していて、今回のUFO騒動もこのような円盤によるものではないかと伝えています」と伝える。オイ、オイ、今回の飛行物体の写真じゃないのかよ。
笠井信輔キャスターはこの記事に呆れていう。「写真は本物なの。合成写真を掲載したとしたら、由々しき問題だよ」
UFO研究家「本物である可能性が高いですね」
UFO研究家の星椎水精氏は「撮影された映像を見る限り、UFOである可能性がきわめて高いと思います」と話す。だから、その前に写真が本物かどうかでしょ。田中は「ドイツのテレビでは小型探査機かヘリではないかという見方も広がっています。はたして本物のUFOなのか違うのか。どう思います」とコメンテーターの深澤真紀(編集者)とショーン川上(経営コンサルタント)に話を振って逃げてしまった。
深澤「UFOは遠い宇宙からやって来るといわれていますよね。地球に達するまでには隕石群があったり、地球の成層圏があったりといろいろな障害があるはずです。そこをどうやってくぐり抜けてきたのか。その説明がない限り、UFOだといわれても、にわかには信じられないですよ」
川上「僕も先日、横浜でよく似た光る物体を見ましたよ。真下近くまで行って見上げると、発光するカイトだった」
まあ、そんなことなのだろうな。