都知事選「細川・小泉連合VS舛添」争点はオリンピックより「脱原発」か「原発継続」か

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   舛添要一氏(65)の笑顔を久しぶりに見た。きのう8日(2014年1月)朝、自宅前で記者団の囲まれて「基本的には無所属で出ることになる」と話した。新聞は細川護煕元首相(75)が浮上と書く。23日の告示までに、まだ「後出しじゃんけん」があるのかどうか。

「政党政治持ち込めない」動きたくても動けない自民党と民主党

   自民党、民主党もやっと動き出した。石原伸晃・自民党都連会長は「舛添氏と接触する」とすっかりその気で、松原仁・民主党都連会長は「舛添さんはわれわれと近い距離にある」といいながら、「政党政治を持ち込むべきじゃない」という。どちらも都知事選が政党色になじまないことはわかっているが、動かないわけにはいかないということだ。

   これまでに日弁連前会長の宇都宮健児氏(67)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)、発明家のドクター中松氏(85)と他に2人が立候補を表明している。細川は民主党の出馬要請を断ったと伝えられているが、玉川徹(テレビ朝日ディレクター)の情報では「出馬に意欲を見せている」という。ポイントはどうやら小泉純一郎元首相の支持があるかどうか。玉川は「情報は小泉さんから流れてもいるようだ」という。

国政の流れも変える東京都知事選び

   松尾貴史(タレント)は「松原さんの話を聞いても、凄く不思議な状況になっていて、なんか釈然としない」という。

   玉川「都知事選は国政選挙に近い意味合いがあって、一自治体の長ではない。尖閣問題だって、石原(慎太郎)さんが打ち上げたのがいまに響いているわけで、影響力がある。そこで、細川さんは『脱原発』を都知事選で訴えるということにもなるわけです」

   松尾「エネルギーにしても、都民の生活に直結している。みんなオリンピックだといっているが、それ以外のことで投票したいという気持ちはありますよね」

   司会の羽鳥慎一「オリンピックはあるけど、それだけじゃないということですね」

   都の財政規模は小さな国の国家財政よりも大きい。金があるから国の顔色をうかがう必要もない。いいたいこともいえる。石原、猪瀬直樹の2人はそれを示してきた。しがらみだらけの国会にいるよりはるかに面白いだろう。

   名乗りをあげた顔ぶれを見ると、その気になったのもわからないでもない。しかし、都民はきまぐれだ。いい玉が現れるとコロッといくようなところがある。どうなることやら。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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