きのう8日(2014年1月)午前8時20分ころ、通勤ラッシュでごった返す東急東横線・武蔵小杉駅で、上りのエスカレーターが急停止したあと逆走し不意を突かれた利用客10人が足を骨折するなど重軽傷を負った。
このエスカレーターは三菱電機製で、管理している川崎市によると、昨年12月20日に点検したばかりで、このときは異常はなかった。物が挟まったり、衝撃が加わると自動的に安全装置が作動して止まるが、監視カメラの映像を見る限り、停止ボタンが押されたり衝撃が加わった形跡もないという。
ボタン操作の形跡なく原因不明
司会の加藤浩次「原因不明で止まるとなると、システム自体のトラブルということになりますよね」
キャスターのテリー伊藤も「携帯電話を見ながらという人もいる。急に止まるなんて意識はないでよね」と不意を突かれる事故の怖さを指摘する。このエスカレーターは昨年9月から4か月間に9回停止しているが、原因ははっきり分かっており、今回のように原因が分からないのは初めてらしい。
駅構内にエスカレーターはいたる所にあり、お年寄りから子どもまで利用している。きちんと原因を究明し、今回のような将棋倒しになるような不意を突く事故だけはなくして欲しい。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト