安倍首相も励まされ世話になったやしきたかじん!内閣総辞職後に一緒に風呂

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   関西を中心に活躍していた歌手でタレントのやしきたかじん(64)が3日(2014年1月)に亡くなっていた。2012年に食道がんと診断され、一時は番組復帰するほど順調な回復だったが、再び体調不良を訴え闘病を続けていた。

   甘い歌声とは裏腹の辛口トークの司会で関西の視聴率男といわれ、「関西でがんばる」と東京には行かず、大阪を盛り上げてきた。

ライブで歌聞かない客いると頭に生たまごグチャーッ

   芸能・テレビ界入りは1976年の歌手デビューだった。女性の心情を切々と歌い上げる独特のスタイルが多くのファンを引きつけた一方、ライブでは半分以上を得意のトークで占め、これも魅力だった。デビュー前にスカウトマンが会いに来た時のエピソードをこんなふうに語ったものだ。

「歌を歌っても聴けへん客おったら、生卵もって頭にバーンって投げて割ったりな。なんか知らんけど、客怒りまんねん。またクビやんか。暴れて、暴れて。でも人間ってわからんもんやね。生きとかなあかん。
   レコード会社の人が京都の祇園で、『暴れながら歌っている奴がいる』と聞いて、会いに来たんや、これが。『君は暴れる歌手か』、『いやボクはアパレル関係ではありません』って、わけの分からんことを・・・」
文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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