渋谷の元気な93歳お婆ちゃんなぜ殺された?自宅の現金・預金通帳手つかず

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   東京・渋谷区で1人暮らしの荻原ユワさん(93)が殺害された事件で、きのう6日(2014年1月)に現場検証が行われ、部屋にあった現金10万円と預金通帳などは手つかずだったことが分かった。遺体には布団が掛けられ、傷ついた顔にはタオルがかけられていた。こうした犯行現場の状況から、顔見知りの犯行の可能性が高い。

リュック背負って毎日「下北沢」通い

   遺体を発見したのは、4日訪れた60代の息子だった。ユワさんは1階の台所に倒れており、顔には殴られたと見られるアザがあり、後頭部に鈍器で殴られたようなキズがあった。

   近所の人の話では、ユワさんは30年前に大工だった夫を亡くし、息子は「一緒に住もう」といっていたのだが、ユワさんがいやがって1人暮らしを通していたという。現場は小田急線代々木上原駅に近い住宅街で、しゃれた家が並ぶ中に1軒だけ残されたように古い木造2階建てだ。

   金も盗まれていない。では、怨恨か。「人に恨まれることもない」「普通のおばあちゃん」だったと近所は口をそろえる。いやいや、むしろ普通じゃなかった。大いに元気で活発で、シャキシャキ歩いて、とても93歳とは思えないおばあちゃんで、お誕生日のお祝いはやる、民謡のクラブに顔を出す、酒もタバコもやれば、パチンコもやった。どころか、定期券を買って毎日のようにリュックを背負って下北沢へ遊びに行き、夕方帰ってきたという。自宅から下北沢は1キロしかない。

   警視庁は交友関係を中心に聞き込みを続けているが、行動範囲が広いので、近所が知らない交友関係もあるのではないかとみている。とくに、布団とタオルをかぶせていたというのは、顔見知りをうかがわせるからだ。

息子や近所も知らない「交友関係」

   司会の羽鳥慎一「下北沢といえば若者の町で、かなり活動的な人だったようですが、金銭目的の犯行ではなかった」

   赤江珠緒キャスター「はい。10万円も手つかずだったということです」

   リポーターの井口成人は、「ひんぱんに下北沢へでかけていたということで、息子も毎日のように訪ねてきてはいたが、家族の知らない交遊関係があったのかもしれません」という。

   このあたりによく出かけるよいう宮田佳代子(ニュースキャスター)は「静かなところですよ。事件のときの音とか声はどうだったのでしょう」

   羽鳥「いくら活動的でも、93歳ですからね」

   舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「93歳を殴るなんて、よっぽど何かがないとできないですよね。やっぱり怨恨かなあ」

   羽鳥「活発というので、駅の防犯カメラとかに手がかりが残っているかもしれないですね」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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