「ジャパニーズ福袋クール!」初売りに合わせてわざわざ来日「価格も値段も魅力的」

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   正月の風物詩の一つになっている福袋を目指して海外からやってくる外国人が増えているという。元日朝8時、東京・原宿のファッションビル「ラフォーレ原宿」の前に若い女性がざっと1000人の行列を作っていた。外国人女性たちの姿もある。聞くと、「福袋を目的に12月26日にカナダからやって来たの。私たちは普段から日本の服をネットで購入しているし、福袋もネットで購入できることは知っているけど、実際に日本の店で買いたいの」という。

   台湾から来た夫婦は「台湾にも新春恒例の福袋はありますが、日本の福袋のほうが台湾のより(質も価格も)良いです」とか。香港やシンガポールからやってきた女性もいた。

渋谷「109」元日夜から行列のアメリカ娘2人連れ

   東京・渋谷のファッションビル「109」でも2日の午前6時から長い行列ができていた。アメリカからやってきたという2人連れの若い女性は1日の夜11時から並んだという。2人が購入した福袋の中にアメリカの国旗をデザインしたシャツがあって、「アメリカ人だからこれは着ないよ」と交換会で粘ったが、「ムリでした」と残念がった。

   司会の加藤浩次「エライことになっていますね。世界にまで日本の福袋が広がっている」

   ロバート・キャンベル(東大教授)「日本は買い物好きな人には天国ですよ。アメリカも感謝祭などで安売りをしますが、ただ安いだけでいいものがない。福袋ってハッピー・サプライズ。楽しみがあるんです」

   インターネットで情報を得た若いひとたちが好奇心もあってやってくるのだろう。規制緩和で相次ぎ登場した格安航空便も一役買っているのではなかろうか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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