冷凍食品「農薬混入」工場関係者?作業服の下に隠せば持ち込み可能

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   「凄い臭い。これが工場の製造工程で混入されたとすると、周囲のスタッフはすぐに気付くはず。なぜ、誰もわからなかったのだろう」とメインキャスターの小倉智昭は、田中良幸リポーターから差し出された小瓶に入った農薬の臭いを嗅いで顔を顰めた。

   マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」の群馬県工場で製造された冷凍食品から農薬が検出された事件は何者かが混入した疑いが強まっている。

生産ラインごとに80人の作業員

   これまでに農薬のマラチオンが混入されていたと思われる冷凍食品を食べ、7件の被害が明らかになっている。ある男性従業員は「作業員の制服にはポケットはありません。何も生産ラインの中には持ち込めません」と話したが、別の作業員は「制服の中に隠したらわからないセキュリティーになっていた。だから、よほどの大きなものでない限り生産ラインには持ち込めた」と証言する。

   田中「農薬が検出されたのはピザやコロッケ、その他のフライ食品で、それぞれの生産ラインは約80人のスタッフがあたり、同じフロアにありました」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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