ロシア・ソチ五輪の開幕まであと1か月ほどと迫ってきたせいか、けさ7日(2013年1月)の「朝ズバッ!」は五輪の話題がてんこ盛りであった。やれプーチン大統領が現地を視察し、ほれ建設の遅れが言われてきた施設は間に合いそうで、日本はメダルざくざくの見込みで、「専門家」は金が取れる金が取れる金が取れるぞーと合唱する。
景気のいいメダル予想で選手奮起
元フィギュアスケート選手の伊藤みどり、スポーツジャーナリストの二宮清純、スポーツ評論家の玉木正之らの「予想」を総合すれば、フィギュアスケートは男女ともに金が有力で、スキージャンプ女子では高梨沙羅の金が固い。そんなこんなで、冬季史上最高成績だった長野五輪の金5個、計10を上回る景気よい予想が続出した。
金7個、計17個という予想をぶちあげた玉木は「選手を応援する意味では、『取ってほしい』『取れたらいいな』と、このくらいの数字を出すのは当たり前だと思いますよ」と、専門家らしい数字の根拠を話していた。
文
ボンド柳生