小笠原諸島の西之島沖に出現した新しい島が西之島と繋がる可能性が濃厚になってきた。海上保安庁が25日(2013年12月)に公表した最新映像によると、発見当初は500メートルあった西之島との距離が10メートルに縮まっていた。いまだマグマの活動は衰えず、30秒に1回程度の間隔で50メートルほどの噴煙を上げている。
この結果、直径200メートル程度だった島は東西450メートル、南北500メートルに拡大、東京ドーム13個分に相当する15万平方メートルの面積に広がったのだ。
いまや東京ドーム13個分
そこで気になるのは名前だ。西之島の隣りに1973年に出現した「西之島新島」があったが、その後に結合したことで西之島として扱うことになった。その前例から、今回も西之島として扱うことになりそうだ。これにキャスターのテリー伊藤が抗議した。「新しい名前がいいよね」
海上保安庁の職員が繋がったかどうかを確認するために、島に向っているというが、大きくなった島はどうなるのか。弁護士の本村健太郎がこんな夢を語る。「くっついたあと山になっていって、花粉が飛んできて緑ができる。そこへ鳥や変な動物が出てくる。そうなれば世界遺産になる可能性が出てくる」
たしかに天敵がいないので、固有の生態系ができ可能性も夢ではない。世界遺産の夢がいつ実現するかはともかく、新年には西之島と結合する姿が見られそうだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト