現役を引退する女子フィギュアの安藤美姫(26)がナマ出演した。ソチ五輪の日本代表には選ばれなかったことについて、「スッキリしています。やることはやったという思いです。ファンやサポーターの皆さんに最後の姿を見てもらい、恩返しができればと思って滑りました」と語った。娘のことにも触れた。
「自分らしさを見てもらうのはリンクしかないと覚悟」
司会の小倉智昭「スケート協会の強化指定選手にならなければ、オリンピック出場は難しいと改めておもいましたね」
安藤「指定選手になれるかとそれは別問題だと思います。私は指定選手を自分から辞退していますので、他の選手のことはわかりません」
小倉「2011年のシリーズを最後に2年間休養に入りましたよね。当時、これで現役引退かという声もあった。あの時は何を考えましたか」
安藤「自分の得点を見て、この点数ではオリンピック出場はないなと思いました。そこで、自分らしさを見てもらうのはリンクの中でしかできないと考え、全日本でも全力を出しきろうと考えました」
「フィギュアスケートをやめるわけではありません。コーチになるのが夢」
笠井信輔アナが「今シーズン前半、メディアから安藤さんへの厳しい報道が続いた時期がありました。その時、ショックを受けたりしませんでしたか」と聞く。娘の出産の問題だ。安藤は「娘を生んだ後も、私には厳しい報道がありました。ですから、ある程度は批判的な報道は覚悟していました。現役最後の舞台で自分をどう表現するか、ファンやサポーターの皆さんにどう恩返しができるのかを最初に考えました」という。
小倉が「選手としては現役引退するけど、フィギュアをやめるわけではないよね」と念を押すと、「9歳の時からスケートを始めていました。夢はフィギュアのコーチになること。現役は引退しても、夢は追い求めたいと思います」とにこやかに語った。ただ、これからは娘の父親、結婚などで売る拍報道されそうだ。