クリスマスイブの街…人びとはこんなふうに過ごしてた!出産、離婚、夫婦で東京タワー

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   「とくダネ!」は東京都心を中心に23台の定点カメラを設置して、クリスマスイブの街を追いかけた。江東区のある産院では中年男性があたふたと駆けつけた。前野貞治さん(42歳)。出産予定日よりも3日早く子供が生まれそうだという。陣痛の痛みに耐える妻を気遣う前野さんの額にも汗が流れ、やがて赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。

   母親の横でスヤスヤと眠る生まれたばかりの弟の背中を優しく撫でるお兄ちゃん。森本さやかリポーターは「お父さんの誕生日も12月24日だそうです。次男も同じ日。これは運命的な出会いでしょうか」と伝えると、メインキャスターの小倉智昭は「父親と次男の誕生日が同じで、クリスマスというならケーキやプレゼントは1個で済むね」と微笑んだ。

「渋谷区役所」婚姻届の隣で離婚届

   カメラは切り替わり、東京・渋谷区の区役所前。何組もの若いカップルが区役所の中にいた。あるカップルは「少し前に結婚式を挙げたばかりです。でも、婚姻届は忘れないようにこの日と決めていました」と話して受付に向かった。

   婚姻ばかりでない現実をカメラは捉えていた。庁舎から出て来た20代カップルに番組スタッフが「今晩はどんな用事で?」と聞くと、男性は「いま離婚届を出してきました。結婚したときは同じ夢を持っていたと思っていたのですが、その後に違いがわかりました。2人でいろいろと話しをした結果、お互いの道を行こうということで別れることにしました」と話した。

   カメラは聖夜に輝く東京タワーにも。地上から第1展望台まで600段の階段を上る千葉県在住70代老夫婦がいた。「東京タワーができて55年。私たち夫婦も結婚して55年。その記念にと階段で上り下りすることにしました」

   小倉「70代で短時間に600段の階段を上り下りするということは、並みの力ではできないことだよ。この御夫婦には何か体力作りの秘密があるのだろうね」

   関心はそっちの方かい!結婚して55年たって、夫唱婦随を絵にかいたような東京タワー登り。これまでどんな結婚生活を送っていらしたのだろう。ささやかだけど、幸せな結婚が目に見えるようではないか。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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