蓮舫元行政刷新相は12月20日、東京都の猪瀬直樹知事が辞職表明の会見で「政治家としてアマチュアだった」と述べたことに、ツイッターで、
「『アマチュア』発言だけは流せない。政治家の『プロ』なら多額のプライベートな借金や説明が果たせなくてもいいとの認識なんだろうか」
と非難した。
「金のかからない政治、政官業の癒着を断ち切る政治を行いたいとしてきた自分としてはザラっと嫌な気分」
とも書いており、「アマチュア」だから「政治とカネ」の問題が浮上したともとれる猪瀬氏の発言に強い不快感を示した形だ。
蓮舫氏は、このツイートの最初には、
「発信に対し過剰反応される時だけに控えていましたが、」
という枕詞をつけている。民主党が蓮舫氏を都知事選候補に擁立するという観測を念頭に置いたものだが、それでも黙っていられなかったようだ。