「フライデー」元気出せ!張り込みネタはしょぼいしトップ記事も魅力なし
毎週、週刊誌を読んでいるが、このところ週刊文春、週刊新潮のパワーが落ち気味で、週刊現代、週刊ポストの元気がいい。今週もバラエティに富み、読み応えのある記事はこの2誌に多くある。心配なのはフライデーの元気のなさである。
今週も新聞広告を隅から隅まで読んでみたが、買う気が起こらない。たとえば、右トップが「安倍さんなんでそんなにエライんですか」「朴槿恵大統領の致命的な頭の悪さ続々発覚」の2本。「ちょっと長いですが決して退屈させません」と上に振ってあるが、編集部もちょっとまずいと思っているのであろう。
張り込みネタと思われるのは「SHELLYの部屋に泊まる意外な男」ぐらい。写真週刊誌の原点を忘れているとしか思えない誌面づくりである。私と一緒にやっていた高齢人間が編集長に就いたばかりだが、もう一度原点に立ち返り、何をしたらいいのかを考えてほしいものである。