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「フライデー」元気出せ!張り込みネタはしょぼいしトップ記事も魅力なし

   毎週、週刊誌を読んでいるが、このところ週刊文春、週刊新潮のパワーが落ち気味で、週刊現代、週刊ポストの元気がいい。今週もバラエティに富み、読み応えのある記事はこの2誌に多くある。心配なのはフライデーの元気のなさである。

   今週も新聞広告を隅から隅まで読んでみたが、買う気が起こらない。たとえば、右トップが「安倍さんなんでそんなにエライんですか」「朴槿恵大統領の致命的な頭の悪さ続々発覚」の2本。「ちょっと長いですが決して退屈させません」と上に振ってあるが、編集部もちょっとまずいと思っているのであろう。

   張り込みネタと思われるのは「SHELLYの部屋に泊まる意外な男」ぐらい。写真週刊誌の原点を忘れているとしか思えない誌面づくりである。私と一緒にやっていた高齢人間が編集長に就いたばかりだが、もう一度原点に立ち返り、何をしたらいいのかを考えてほしいものである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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