「安倍さまのためのNHK」ごり押し新会長の妄言~テレビ報道みなおかしい。反対ばかり…
安倍首相がごり押しし、意のままに動く人間に交代させようと画策していたNHKの新会長が決まった。やはり下馬評通り、日本ユニシス前社長の籾井勝人氏(70)である。週刊文春はその籾井氏に決定直前にインタビューしている。そこで氏はこう語った。
<「それはNHKに限らず、テレビの報道は皆おかしいですよ。例えば、『反対!』っていう人たちばかり映して、『住民が反対している』と。じゃ何人がデモに来ていたかというのを言わない。僕は言うべきだと思っている。賛成と反対があるならイーブンにやりなさい。
安倍さんが言っているのはそういうことですよ。何も、左がかってるから右にしろと言ってるわけではないと僕は理解しています。
中国が安倍さんのことを右傾化していると言っていたけど、何を言っているのかと。それで言うと中国なんかはもっと右じゃないか。それのことを日本のメディアはもっと考えてもらわないと困る」>
やれやれである。時の政権にとっての都合のいい「中立公正報道」がNHKに蔓延していくのだろう。先の特定秘密保護法のときも、NHKはこの法案がどれほど危険なものかを論評せず、「客観報道」に終始した。これからはもっと「安倍さまのためのNHK」になること間違いない。