「都知事候補」自民党都連は女性オシ!滝川クリステル?橋本聖子?丸川珠代?

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   猪瀬直樹都知事がついに辞任に追い込まれた。医療法人・徳洲会グループから5000万円を受け取った問題で発言や説明が二転三転し、退陣要求の声が高まるなか、きょう19日(2013年12月)、緊急記者会見を開き辞職を表明した。

   猪瀬の辞任をめぐっては、きのう18日に大きな動きがあった。午前中に自民党の高村正彦副総裁が、「職務権限と関係のある人から5000万円の大金を受け取ったという外形的事実だけでも、出所進退を決断するのに十分」と辞任を促す口火を切った。疑惑追及を続けてきた都議会は、法律に基づく調査権を持つ百条委員会を設置することを決めた。

   安倍晋三首相も動き、萩生田光一総裁特別補佐に自民党としての対応を検討するよう指示し、猪瀬を後継に指名した日本維新の会の石原慎太郎会共同代表とも会談した。石原は猪瀬と会い、進退について話したといわれる。こうした情勢を受けて、猪瀬は「このままでは五輪の準備も新年度予算も進まない」と最終決断したようだ。

猪瀬「不信任ならと議会解散」の脅し!首相官邸指示「一刻も居座らせるな」

   背景について時事通信の田﨑史郎解説委員が解説した。キャスターの小倉智昭が「このタイミングをどう思いますか」と聞く。田﨑は「よかったと思います。このまま居座り続けると都政が混乱し、東京五輪の準備が滞ってしまいます」と話す。

   小倉「年明けともいわれていましたが、急展開でしたね」

   田﨑「実は先週末、猪瀬さんは菅義偉官房長官と石破茂幹事長にそれぞれ電話して、直接的ではないのですが、不信任案を可決されたら議会を解散するぞとにおわせているんですよ。それで、このまま居座られたらたまらないなと、きのう18日、いろんな方が発言されたんですね」

   小倉「百条委員会を突き付けられたのも大きいと思いますが」

   田﨑「それは大きいと思います。そうした中で石原さんに諭されたのが大きかったと思います」

   就任まだ1年で、しかも五輪招致決定から間もないタイミングでの辞任となったが、その事情について田﨑は「そもそも、猪瀬追及に火が付いたのは、猪瀬さんが『あの野郎』という目で都議会議員に見られていたことが背景にあるんです。知事選で433万票獲得したことや五輪招致の成功も自分ひとりの手柄のようにいい、あいさつもしない。そうしたことが積り積って爆発した感じですね」と解説した。

選挙は来年2月初め!舛添要一、そのまま東…男は手垢ついてる印象

   さて、後任を選ぶ選挙は来年(2014年)2月はじめと見られている。いまのところ名前が上がっているのは、先日議員辞職した東国原英夫、元厚労相の舛添要一、「お・も・て・な・し」の滝川クリステル、自民党参院議員の丸川珠代、橋本聖子らだという。

   田﨑によれば、東京都連には女性をという声が強いそうだが、滝川は本人の意思がまだわからない。行政経験の問題もある。丸川と橋本の2人となると、丸川は東京選挙区選出なので知事選に出ると補欠選挙をやることになるが、自民党としては消費税引き上げ問題もあり、選挙はやりたくない。その点、橋本は比例代表なのでその必要がない。そうした観点から調整が進められるとみている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト