スポーツ紙も異なる見方―サンスポ・スポニチ「やっと行ける」、報知「残留」
新制度はまず日本の球団が譲渡金(上限約20億円)を設定してメジャーに通告する。選手を獲得する意思のあるメジャー球団と移籍で契合意すれば日本の球団に譲渡金が入る。当初、100億円ともいわれた田中のメジャー移籍金は大幅に減額するが、田中の意向を楽天がどう判断するかが今後の焦点だ。立花社長は「私ひとりで判断できないので、預からせてほしいと話した」という。
面白いのはこの会見を報じた18日のスポーツ各紙だ。「マー君今週交渉」(サンスポ)、「マー君やっと行ける」(スポーツニッポン)などとメジャー行きは決まったとする見方と、スポーツ報知の「マー残留へ、楽天固めたポスティングNO」と否定的な見方の別れた。リポーターの阿部祐二によると、田中は「残れといわれれば残る覚悟はできています」と話しているという。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト