どこまで情報出してくるかは米軍次第
司会の羽鳥慎一「墜落でなく不時着ということは、何とか人のいないところを探そうとしたということでしょうねえ」
軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「状況を見るとそうですね。墜落だとこんなことではすまない」という。しかし、事故原因究明などは米軍が行い、結果を日本に知らせるというだけになる。
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「国際大学事故での米兵の様子を見ると、どこの国なんだと思ってしまいますよね」
黒井「どこまで出してくるかは、アメリカが決めることなんです」
これは地位協定だけの問題ではない。日米安保条約、さらには憲法の戦争放棄までを含めた構成―つまり、日本の防衛は米軍の存在があって成り立っている。が、みんなそれを忘れているようだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト