猪瀬知事追及の茶番!真相究明よりパフォーマンスにばかり熱心な都議たち

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枝葉末節の追及で知事サイドは余裕

   司会の羽鳥慎一「休憩を挟んで10時間。かなり苦しい答弁だったようです」

   取材した高村智庸レポーターは「亡くなった奥さんがやったことだ、選挙は秘書がやったことだと釈然としなかったですね」という。猪瀬追及の都議会議員同様、端から知事はおかしいという前提のものいいだ。だったら、秘書を呼び出して聞けばいい。亡くなった奥さんについては確かめようもないが、少なくとも「金に手をつけなかった」のは確かだったように見える。となると、この先なにが問題となるか。カネの意味合いだろうが、これは知事も突っ張るだろう。

   映像を見る限り、この日の猪瀬知事は終始落ち着いていた。細かい違いが出ても、全体の「金に手をつけていない」「貸金庫に保管」という言い分が変わったわけでもない。カバンに箱を入れたときも知事は平然としていた。高村も「(知事は)かったるそうだったが、終わったときはニコニコしていた」と認めている。なのに、報道は「苦しい答弁に終始しました」となる。ちっとも苦しんでなんかいなかった。議会の追及はきょう17日と24日にもあるが、もっとビシッと追及しないと結果は出ないぜ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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