火災原因トップ「放火」あなたの家も燃やされる!狙われるゴミ置き、自転車、軒下の洗濯もの

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   冬は火災の季節だが、出火原因のトップはここ数十年間ずっと放火だ。放火が多いのは何時ころか。夜中のように思うがそうでもない。東京都内の放火発生時間を見ると、夕方4時前後から6時前後が最も多い。

   では、放火犯はどんなところを狙うのか。東京大学生産技術研究所の菅田寛特任研究委員によると、まずゴミ置き場だ。「夜にゴミを出すのは放火犯のねらい目です。カラス対策のゴミ置き場のネットも畳んで置かれていないと放火を誘発します。畳んで袋に入れて柵の内側に入れて置けば安全です」

マンションのチラシあふれる郵便受けも標的

   マンションも危ない。チラシなどがいっぱいに詰まった郵便受けは火を付けられやすいのだ。自転車やバイクの放置も放火を誘う。サドルは燃えやすい素材で作られていて、たちまち燃えてしまう。「火を付けても燃え広がらない特殊コーティングされた防災カバーがお薦めです。自転車やバイクの放火は全体の3割近くになります」(寺門亜衣子アナ)

   道に面した窓のすだれ、軒下の洗濯物も火を付けられやすい。いずれも道から手が届くようなところというのが共通点である。とにかく、だらしのない家、警戒心が希薄な家と見られないようにすることが大切で、家の周りの掃除や片づけが放火犯を近づけない対策となる。(2013年12月16日放送)

(磯G)

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