社員50人以下の企業アンケート「ボーナスあり」半分だけ
メインキャスターの小倉智昭「自動車産業が牽引といっても、業界全体というわけではないのか」
4次下請けの経営者は「利益はほとんどでない。商談が次々と打ち切られています。電話がかかってくると、また悪い話しかと思い電話に出るのが怖い」という。
荘口「社員50人以下の下請け50社にアンケート調査をしたところ、ボーナスなしが半分の25社にも及びました」
コメンテーターの夏野剛(慶応大学大学院特別招聘教授)は「下請けの状況はさらに厳しくなるでしょう。コストの安い海外での部品製造・組み立てが進み、就業人口が減少する。生き残るのが大変な時代になりつつあります」と解説した。アベノミクスが始まってちょうど1年だが、依然として恩恵にあずかっているのは一部にすぎないということなのだろう。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト