築城430年に当たるという大阪城の夜景が14日(2013年12月)から凄いことになる。大阪市と長崎・佐世保市のハウステンボスが共同主催し、来年2月16日(2014年)まで、「常識をぶった切る」と題し、大阪城西の丸庭園で最先端の光の芸術祭「3Dマッピング・スーパーイルミネーション」が行なわれるのだ。
高さ55メートルの天守閣の壁面に幻想的な映像が展開するほか、西の丸庭園一帯をスーパーイルミネーションが華やかに彩る。その試写が12日夜行なわれた。
大坂の陣から400年
漆黒の闇の中を金色に縁取られた天守閣が浮かび上がる。そして、さまざまな色に変化すると、突然、刀が現れ天守閣を真っ二つに切り下げる。虎が現れ、天守閣が炎上し崩壊する。天守閣が再び現れ、最後は秀吉が好きだった桜の花びらの中を黄金に輝く龍が天に昇っていく。
大阪市観光局の担当者は「大阪の陣から400年というアニバーサルにぶつけて、大阪を盛り上げていこう狙いです。3年後に600万人とか700万人に流動人口を増やすことが目標」と言う。
キャスターのテリー伊藤「東京駅のプロジェクションマッピングは素晴らしかったが、コンセプトとしてはこっちが一番。大阪城は皆が好きでしょう。昔こういう時代絵巻があったのじゃないかと連想させる。大阪の人たちを含めこれは嬉しいでしょう」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト