「2012ミス・インターナショナル」グランプリの吉松育美(26)が脅迫被害にあっていたと12月11日(2013年)にブログで明かした。吉松は日本人で初めてグランプリを獲得し、今年の世界大会(7~17日開催)で次期グランプリに王冠を渡す予定だったが、「体調不良」を理由に中止された。
脅迫した男性は「大手芸能プロダクションの幹部」で、芸能界に影響力がある人物だという。1年前から付きまとわれ続け、「ミス~」の協賛企業に「脅迫とも言える電話」を繰り返した。そのため「ミス~」を主催する国際文化協会から「マスコミがミスインターナショナル以外のことで騒ぐと困るから、吉松さんは大会期間中、体調不良を理由に自粛してほしい」と通告されたと語る。
協会の判断を「日本の『女性を守る』という意識の低さを象徴」しているとし、なにより「体調不良という嘘を強要されたことが1番ショック」だという。男性が吉松の両親に「私が自殺をしてしまうようなことになる」と連絡して以来、「誰かから殺されるのでは」と恐怖におびえていると語る。
警察へも相談したが「私が期待していた行動、返答は残念ながらありませんでした」という。「日本人初の世界一」に選ばれた者の「使命」として、「自分の問題をこのままにしておいてはいけないと思い、行動したいと思います」と語っている。