東国原「議員辞職」石原慎太郎への恨みつらみ!都知事選ホントは俺が当選だった

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   日本維新の会の東国原英夫衆院議員(比例近畿)がきのう11日(2013年12月)に離党届を提出し、議員も辞職することを明らかにしたが、当選して1年で維新の会を離れることになった原因には、どうやら、石原慎太郎共同代表への怨念があるようだ。時事通信解説員の田﨑史郎氏が背景を解説した。

「4選ないと言っていたのに一転出馬

   東国原は離党の理由について、(1)維新の理念・政策が変質・変容している(2)東西2元体制の弊害(3)党内で一定の役割は終わった(4)橋下徹共同代表からある重大な意思・決意を聞いた(5)党執行部の刷新がかなわなかった―の5点をあげ、そのうち(4)が一番大きいといっている。その重大な意思・決意とはなんなのか。

   キャスターの小倉智昭が田﨑に聞く。「田﨑さん、この主張をどう思いますか」

   田﨑「具体的には石原さんや国会議員団代表の平沼赳夫さんをはずしてくれという要求なんです。それについては、橋下さんは別の人に、石原さんは非常に大事な人だから自分からは切れないという話をしているんです。おそらく東国原さんにも同じような話をしたと思われますが、そのことが重大な意思・決意じゃないかと思うんです」

   小倉「そういうことだったのですか。東西2元体制も含めて、石原さんに対する不満があったのですか」

   田﨑「維新の議員によりますと、東国原さんは前々から石原さんに一物持っていたと」

   発端はおととし4月(2011年)の都知事選に遡る。石原は当初は出馬しない意向だったが、自民党の調査で、石原が出ない場合は東国原が圧倒的に勝つという結果が出た。それを見せられ石原は出馬を決断し、東国原らを破って4選を果たした。もし石原が立候補していなければ、東国原が知事になっていた可能性が高いというのだ。

   田﨑「ですから、東国原さんはある種、石原さんに対し恨みを持っているところがあるという解説でした」

   政治家は表向きは政策や理念を掲げて行動するが、裏にはさまざまな思いがあるものだ。今回の東国原にもあてはまるのか。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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