所属する日本維新の会に離党届を出し、議員辞職する意向を表明した東国原英夫衆院議員がけさ12日(2013年12月)にナマ出演した。巷間、猪瀬都知事の不透明な高額借入問題が騒がれるなかで、東国原はその後釜を狙っているのだとか、いやいや約1年後にある宮崎県知事選に出るつもりらしいなどといった見立てが出ている。
「2、3年後に選挙あれば、その時はその時で…」
けさ本人が言うには、この臨時国会が終わったタイミングでの離党・辞職は数か月前から決めていたことで、都知事の問題とは関係がない。また都知事選(が近々行われる場合の)出馬意向についても、「まったくない」「いま、そういう予定も、つもりも、計画もございません」などと明確に否定した。約1年後に改選の宮崎県知事についても同様に、まったく考えていないそうだ。宮崎でマンゴー作りをしたいとの意向を持っているとも伝えられるが、これについては誰も聞かなかった。
東国原は「今後は白紙」とする一方で、「2、3年後にまた選挙があって、縁があれば、状況は変わってくる」と話すなど、全体に曖昧模糊とした言い方ながら、国政への未練が感じられるような口ぶりではあった。
文
ボンド柳生