兵庫県警は尼崎市に住む自称無職・沖野玉枝容疑者(43)と少年少女ら6人を、10日(2013年12月)までに監禁と強制わいせつの疑いで逮捕・送検した。沖野は長女に交際を迫っていた男子中学生(15)自宅に監禁し、3時間近くも少年少女らを使ってわいせつ行為を強要した。
メインキャスターの小倉智昭「なぜ逮捕された若い人たちはこういう異常行為から逃げようとしなかったのだろう」
田中良幸リポーター「逆らうと平手打ちをされたり、金属バットで叩かれたりするので怖かったと言っているようですが、食事を作ってくれ好きなことをやらせてくれるので、家にいるよりはここが良いとも話しています」
夜中に道路寝そべったり花火したり…たびたび警察通報
沖野らが住んでいたマンションの部屋は1階で、ベランダ越しに覗いてみるとカーテンが開いている。中には2段ベッドが見え、逮捕された少年少女たちはここで寝泊まりをしていたようだ。ベランダの床にはゴミや洗濯物が散乱している。
ある住人の一人は「出入りが頻繁で、髪を染めた若い人が多かったですね。夜中にベランダを乗り越え、前の道路で寝そべったり花火をしたりで、通報で警察がたびたび来ていました」と話す。別の男性は「彼女(沖野)が若い連中を引き連れて近くのコンビで酒を買って、その場に座り込んでヘベレケに酔うまで飲んでいる姿を何度か見ました」という。
小倉「無職の女性がそんなことをするカネをどうして持っていたのかな」
田中「彼女はこの10月からカラオケスナックを経営していました。そこで逮捕された少年少女たちを働かせていたようです」
小倉「新装開店のカラオケなんかで、若い人を何人も面倒見るほど儲かるものなのかな。他に人に言えないことをやらせていたのではないの」