来年(2014年)のサッカーワールドカップのグループリーグ組み合わせが決まったのを受けて、「朝ズバッ!」は日本のGL突破に向けた楽観ムードが盛り上がった。そんななかで要注意だとして目を付けたのは、初戦で対戦することになったコートジボワール。とりわけ、英国のサッカークラブ・チェルシーなどで活躍したベテランストライカーのディディエ・ドログバである。
南アフリカ大会直前の親善試合で腕骨折
ドログバの名は日本でも知られているが、在日36年コートジボワール人で元芸人のベルナール・アッカが言うには、母国では「コートジボワールの歴史を変えた。神のような存在」として知られているという。
そんなドログバと日本は意外な因縁があった。アッカは2010年6月、ワールドカップ南ア大会直前に行われたコートジボワール対日本の親善試合での出来事が忘れられないという。
「ナニを考えたか、(闘莉王が)飛び蹴り。ドログバ骨折! ありえないですよ」
試合中、日本代表の闘莉王とドログバが接触して、エースのドログバが腕を骨折するけがを負ったのである。その影響があったのかないのか、南ア大会でポルトガル、ブラジルという強豪と同じ組に入ったコートジボワールはグループリーグで敗退した。
文
ボンド柳生