なぜ急ぐ?「特定秘密保護法」この機を逃したらもう成立無理…焦って採決強行

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   「お出かけ前の朝刊チェック」コーナーで、井上貴博アナが「一般紙は全紙、1面に出ています」と言うのは、「朝ズバッ!」でも連日のように取り上げている「特定秘密保護法案」の話題である。きょう参院の特別委員会で「強行」採決が行われ、今国会中に法案成立の見通しを伝えている。

時間かけると反対の動き拡大

   コメンテイターがほぼ口を揃えて言うことには、この法案は国を守るための秘密を守るためと称して、国民の知る権利やプライバシーを遠慮なく、恣意的に損う可能性があり、危険なのでせめてもっと吟味した方がいいのではなかろうかしらんといったことである。

   金井辰樹(東京新聞・中日新聞政治部長)は「全国的、世界的な懸念の広がりがあるのに、国会ではむしろスピードアップして成立に突っ走ろうとしている。取材していても、この動きの噛み合わないことに違和感があります」と言う。

   なぜ、この法案をそう急がねかればいけないのか。日本の国益のためには、1日でも一刻でも早く成立させねばならいのだろうか。「(先送りなどすると)もっと反対の動きが広がってしまって、とても成立できなくなる心配があるのかもしれない」というのが、金井の見立てであった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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