富士山遭難「あとちょっとで助けられたのに…」ヘリの救助用具はずれ男性落下

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消防局「痛恨!助けるのが仕事なのに…」

   その後、地上からの救助隊が現場に着いたが、落下地点が離れていたため発見できなかった。男性は2日に静岡県警ヘリで収容されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。消防局は「助けて当たり前のわれわれが助けられなかったことはくやしい。申しわけなく思っています」と語る。

   司会の羽鳥慎一「過酷な状況だったんですね」

   日本ロープレスキュー協会の堤信夫代表は「バックアップをとっておけばよかった」という。つり上げ用のハーネスの他に、遭難者と機体とを補助具で固定してしまうことだ。

   突起にひっかかるというのはこれまでなかったことで、ハーネスはバックアップはいらないとされていた。ただ、バックアップがあれば、ぶら下がったままでも落下はしなかった。

   赤江珠緒キャスター「救助隊の方がいちばん悔しい思いをしていると思いますが」

   羽鳥「ギリギリの判断だった…」

   堤氏は「亡くなった方には申しわけないが、ヘリの判断は正しかったと思います。下手をするとヘリも落ちてしまいかねない状況だった」という。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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