大使館放火の3等書記官…カジノ通いで月100万円の高給パー!2200万円使いこみ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   警視庁は2日(2013年12月)、コンゴの日本大使館に勤務していた3等書記官を大使館に放火した疑いで逮捕した。大使館の金庫から2200万円が紛失しており、着服を隠すために放火した疑いがもたれている。本人はいずれも否定しているという。

大使以下日本人9人―人件費・経費など一人で管理

   現住建物等放火の疑いで逮捕されたのは山田真也容疑者(30)だ。アフリカ中部コンゴの首都キンシャサのオフィスビル3、4階にある日本大使館で、今年6月20日午後7時45分ごろ火災が発生し4階部分が半焼した。警視庁は大使館の出入りは厳しく制限されていることから、内部による犯行の疑いを強め捜査員を現地に派遣し調べ、山田が浮かんできた。火災発生直後、建物1階の防犯カメラに山田が退出する姿が写っていて、火災の2日前にガソリンが入っている段ボール箱を台車で運び込む山田の姿も撮られていた。

   外務省も会見を開き、焼失面積は220平方メートル、物品などの損害は500万円だったことを明らかにし、「原因について調査したところ、会計担当の山田3等書記官が放火したとの疑いをもった。火災鎮火後、約2200万円相当の公金が消失していることが確認された」と発表した。

   大使館には大使のほか、参事官、1、2、3等書記官、理事官ら日本人9人がおり、現地採用の職員6人と合わせ計15人が勤務していた。会計を担当していた山田は、人件費、借料費、大使館の維持に必要な管理費など公金の口座を任されていた。

   外交評論家の小池政行氏は「通常、会計担当者が3か月に1度会計報告書を作成し、それを身内がチェックする仕組みになっており、あいまいな部分があったのではないでしょうか」と指摘する。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト