「ノックアウト・ゲーム」日本でも!?夜道で女性殴打!神戸に続き大阪

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   嫌な予感がする事件だ。神戸に続いて大阪でも、夜道の一人歩きの女性が男にいきなりなぐられた。アメリカで流行っているという「ノックアウト・ゲーム」を真似ている可能性がある。だとしたら、本当はテレビで伝えたり、当欄で取り上げたりしないほうがいいのかもしれない。

背後から自転車で接近し金属棒で襲撃

   おととい11月30日(2013年)午前1時すぎ、大阪・天王寺区の路上で帰宅途中の21歳の女性が後ろから自転車で来た男にいきなり金属の棒でなぐられた。見知らぬ男で、なぐったあとUターンして逃げ去ったという。女性は自力ですぐ脇の大阪警察病院に駆け込んだが、後頭部に7針を縫う裂傷を負った。

   現場は住宅街で、昼間は歩行者、車の往来はあるが、夜になると人通りが途絶える。リポーターの所太郎が現場に立ってみたが、たしかに夜は人通りがまったくない。近所に住む人は「子どもだけでも通ったりするので怖い」という。

   この2日前には、神戸でも似たような事件があった。これも深夜、帰宅途中の若い女性が背後から襲われていた。やはり住宅街で、夜になると人通りがまったくない。暗闇から通り魔だ。

   中央大学名誉教授の藤本哲也氏は「アメリカではノックアウト・ゲームといって、ゲーム感覚で人を殴る、傷つける事件が多発しています」という。若者たちの間で流行しているというのだが、多くの場合、日中、街中で堂々とやるので、防犯カメラの映像が捉えた瞬間をテレビが流す。これをまた日本のテレビが流している。

   藤本氏は「日本もアメリカ型の暴力社会が現出しているとみていいと思います。これが日本にも現れてくると大変なことになる」という。小松靖アナは「アメリカと関係しているかどうかわかりませんけど…」といいながら、しきりに関係づける。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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