「ストーカー被害」年間2万件!手が回らない警察
自分で110番というのもおかしな話で、警告を受けたあとはつきまといもなく、突然の凶行では「察知はむずかしい」(ストーカー問題に詳しい山田秀雄・弁護士)という。
アンカーの大和田獏(俳優)「警告で追い詰められて、ということはないのですか」
山田弁護士によると、ストーカー被害の訴えは年間2万件あるが、多くは相談や警告で収まるという。しかし、逆に切れてしまって殺害行為に及ぶ三鷹事件のようなケースもある。
司会の井上貴博アナ「2万件は全体の一部にすぎないのではないでしょうか」
八塩圭子(学習院大学経済学部特別客員教授)「ストーカーする側のカウンセリングが必要なのではないですかね」
山田「アメリカでは、DVも含めて単なる罰ではどうしようもないと、治療のプログラムもできています。日本でも少し動きがでているが、数の増加が大きい。といって自衛には限界があるから、やはり警察に頼ることになります」
井上「事件になってから警察となるが、(予防も)やはり警察ですか?」
山田「突発事態には警察ですね」
それにしても、後先考えずに行動する男がこんなにいる。しかも増えているというのがどうしても解せない。女に振られて思い切れない、男が弱くなったのか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト