習近平のコントロールきかない軍部独走か
司会の井上貴博アナ「中国は(海外の批判を)わかって動いているのでしょうか」
宮家「わかってるかどうかがわからないですね。わかっていたらこんなバカなことしないし…」
井上「外交的にはどうなんでしょうか?」
宮家「大失敗でしょう。日米を離反させたかったのに、かえって連携を強めてしまった上に、韓国も反発し、オーストラリアの反対も食らって、南シナ海諸国も敵にまわしたんだから」
井上「習近平氏の号令で動いているのですか」
宮家「そうは思いたくない。習さんは『関係国との良好な関係』というのと『主権、安全、領土保全を断固守る』と2つのことを言っています。人民解放軍は『断固守る』だけをやりかねない。それが勝手な『識別圏』設定かもしてませんね」
アンカーの大和田獏(俳優)「習近平さんはコントロールできてないということですか」
宮家「そこまではいわないが、軍が自己主張を強めていることは間違いないですね」
北川正恭(早稲田大学大学院教授)「B52の意味は大きいんだ」
荻野アンナ(作家)「習近平さんはどう思ってるのかしら」
宮家「びっくりしてるんじゃないですかね」
石平・拓大客員教授は「中国の大誤算。メンツを失わず、どう収束させるか悩んでいる」と見る。まあ、そんなところか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト