職員室で誤射!本物の拳銃なぜ生徒の自宅にあった?母親もおもちゃと認識

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   中学校で生徒の持ち物検査で没収した拳銃が、おもちゃではなく本物の拳銃だった。しかも、職員室で1発発射されたという。けが人はいなかったが、危ないところだった。

   アナウンサーの小松靖の説明によると、福岡県の公立中学校で20日(2013年11月)、男子生徒がフィギュアを持っていたので注意して調べたところ、ほかに拳銃のようなものを持っていたので一緒に取り上げた。生徒も教師もおもちゃのモデルガンと思っており、教師は母親に没収した旨を連絡し、母親も「わかりました」と了承したという。

   勤労感謝の日の23日の土曜日に、別の男性教師がその銃を職員室で触っていて実際に撃ってしまった。弾は木製の椅子の脚を貫通した。びっくりして教頭に連絡し、金庫に保管しておくよう指示された。それでもまだ本物の銃とは思わず、弾が出る危険なモデルガンと思っていたという。週明けのきのう25日に校長に報告し、校長は警察に通報した。警察で鑑定し、ようやく本物の回転式拳銃と実弾だとわかったという次第だ。

父親を銃刀法違反容疑で逮捕

   司会の羽鳥慎一「しかし、まあ、なかなか本物だと思わないですよね。でも、この生徒は本物の銃が手に入る状況が家にあったということですよね」

   舘野晴彦(『月刊ゲーテ』編集長)「最初に聞いたときは意味がよくわからなかった。日本の中学校で拳銃暴発なんて、ちょっと考えられない」

   宮田佳代子(城西国際大学非常勤講師)「お母さんはわかりましたといった時に、『あら、うちにあった本物の銃を持って行ったんだわ』と思わなかったのかしら」

   司会の赤江珠緒「家族にも知らされていなくて、危険な状況に置かれていた可能性もありますよね」

   小松「生徒本人もモデルガンと思いこんでいたと言っていますから、何かのはずみで命にかかわるようなハプニングが起きていたかもしれません」

   羽鳥「外国の学校の出来事みたいですよね」

   警察は生徒の父親の飲食店経営者(41)を銃刀法違反容疑で逮捕して、入手のいきさつなどを調べている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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