中国「防空識別圏」一方的に設定!尖閣諸島上空―日中戦闘機が触発リスク

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国際的PRしたい「尖閣諸島は領土紛争」

   柿崎明二(共同通信編集委員)「中国は尖閣を領土にするのは難しいので、まず領土問題にしたい。ある程度予想されていたが、ちょっと早かったですね」

   池田健三郎(経済評論家)「日本は追い払いつつ問題を大きくしないという、難しい対応を迫られますね。中国の目的はもめてることをPRすることなんです」

   中国問題に詳しいジャーナリスト富坂聡氏は「日本の戦闘機が撃墜されるような場合にどう対処するか、真剣に考えざるを得ないですよね。大きなストレスですから、日中関係は悪くなります」

   昨年の尖閣諸島国有化以降、中国船による侵入も目に余る。領海侵犯が70日242隻、接続水域侵入は292日1167隻(11月21日現在)にものぼる。

   柿崎「先頃は無人機も飛んできた。これも対応できない。撃ち落とせば宣戦布告になるし、緊張は高まりますねえ」

   池田「海でもレーダー照射問題があった。撃つぞという意思表示。これが空でも起こりうる。それをどう回避するかは大きな課題になります。自衛隊はよくコントロールされているが、中国側は何が起こるかわからない」

   防空識別圏は民間機の航行にも影響が出かねない。中国は南シナ海でも同様の動きに出るものと見られる。難儀な国だ。

文   ヤンヤン
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