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もう一つのレジェンド体験…舞台「ピグマリオン」100年前に書かれた「マイ・フェア・レディ」の原作

   そんな感動体験から始まった1週間の次のレジェンド体験は、新国立劇場で公演中の舞台「ピグマリオン」だ。「マイ・フェア・レディ」の原作となったバーナード・ショーの劇作である。初演はなんと1913年のウィーン。ストーリーは「マイ・フェア・レディ」と若干結末が異なっているものの、とても100年前の作品とは思えないほどに面白い。

   100年前もきっとおなじように観客は笑っただろうし、100年前も役者はこの膨大な台詞に本当に舌が回って動かなくなってしまったのではないかと思う。そう、これだって1人の男がパソコンに向かい…じゃなかった、ペンを握りしめ書いたものだ。執筆中に誰もと同じようにトイレに行きたいな~、お腹空いたな~なんて思ったこともあっただろう。

   そして、テレビでドキュメンタリー映画「ピープルVSルーカス」を見る。これが非常に面白い。「スター・ウォーズ」について、世界中の熱狂的なファンが作品について語るインタビュー形式のドキュメンタリーで、この映画によって人生が変わったと言い、喜々としてグッズ収集や何度も出されるDVDなどにお金をつぎ込むファンが登場する。ところが、話は次第に生みの親ジョージ・ルーカスに向かっていく。エピソードシリーズでそれは決定的なものになる。はたしてルーカスは神なのか、それともさえない三流映画監督なのか。

   世の中にあるものはすべて誰かが作ったもの。与えられた同じ1日という時間の中から生み出されていると考えると、せめて時間をむだにせずに生きようという気持ちにはなる。今年もあと40日を切った。そんな気持ちで日々を過ごしてみたいと思う。

モジョっこ

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