ばくちに狂いグループ会社に55億円の損害を与えて服役中の大王製紙前会長・井川意高受刑者(49)が書いた懺悔録が売れている。「熔ける―井川意高の懺悔録」(双葉社刊)という著書で、「自らの転落人生と華麗なる芸能人との交遊録でした」といった内容だ。
ほしのあきとはグラビアデビュー前から付き合い
井川は「2泊3日の初カジノでは100万円が2000万円に膨らんでいった」とのめり込んでいったきっかけに触れ、、106億8000万円を失ってしまったといい、最後に「一番信用できないのは自分。106億8000万円の代償として得たものはかくも悲しい事実のみだった」と綴っている。
芸能人などとの派手な交遊録も語られている。有名騎手と結婚したばかりのタレントほしのあきとの交遊では、ほしのがグラビアアイドルとして有名になる前の22歳ごろからつきあいがあり、彼女がお気に入りの自社製ティッシュを段ボールで贈っていたと明かしている。さらに、女性アイドルグループのメンバー2人との交遊やセクシー女優との関係など、実名を挙げた人物を含めその数は50人に達している。露骨な表現は避けているようだが、かえってそれが『熔けている』のではと想像を掻き立てる結果になっている。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト