つらい腰痛…原因は「歪み仙骨」だった!ひざ裏枕と尻タオルで徐々に改善

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   推定患者数は約2800万人と国民の4人に1人が腰痛に悩んでいる。石原良純(気象予報士・タレント)は「腰痛の原因がわかっている人は全体の約15%。残りの85%は原因不明と言われています。しかし、最近、新たに判明した腰痛の原因があるといいます」と話す。「アカデミヨシズミ」コーナーで「腰痛に新事実」を取り上げた。

前かがみ姿勢続くと傾き拡大

   東京女子医科大学の東医療センター整形外科の神戸克明准教授は「原因不明の腰痛は仙骨の歪みによる場合が多い」という。仙骨は骨盤の中央にあって、背骨を支える土台の役目を果たす。この骨が歪むと『歪み仙骨』となり腰痛を引き起こす。

   神戸准教授「通常の場合、仙骨の傾きは背骨に対して25度で、この傾きが大きくなるとつられて背骨までが湾曲して、背骨同士がぶつかりあったりします。腰痛の原因は重心が前方にかかる前のめりの姿勢にあります」。美容院を経営する50代女性は「お客さんの髪などを洗う時に前かがみになると痛みが走ります」と悩んでいる。

   司会の羽鳥慎一「美容師さんなどは仕事柄、前のめりになることが多いから腰痛になりやすいかもしれないですね」

   神戸准教授「前屈姿勢の作業が多い方は、体のバランスを取ろうとして仙骨が後ろ側に傾いてしまい、知らず知らずのうちに仙骨を歪めてしまいがちです。上向き姿勢で寝ることも腰に負担をかけます。背骨はS字カーブを描いているものなのですが、仰向けで寝ると背中とお尻の部分が沈み込んで、仙骨の反り返る角度が大きくなります」

スタジオで出演者測定!赤江珠緒は正常だったけど、あの人は…

   スタジオで青木理(ジャーナリスト)、前田典子(モデル)、赤江珠緒(キャスター)ら出演者の仙骨の角度を計測してみた。赤江と前田は25度以内だったが、青木は44度と大きい。「時々ぎっくり腰をやるので、危ないかなと思っていたけど」と青木は苦笑いする。

   では、歪み仙骨を改善するにはどうしたらいいのか。神戸准教授は「枕やタオルを使った簡単な方法で改善できます」と前置きし、ヒザ裏枕を紹介した。抱き枕など長めの枕をヒザの下に敷いて寝る方法だ。

   石原「枕の代わりに座布団を2つ折りにしていいそうです。1~2か月続けると歪みが徐々に改善され、早い人は1~2週間でよくなるそうです。尻タオルは、椅子などに座るときにバスタオルなどの大きめのタオルを折りたたんで背もたれとお尻の間に入れまする。これで仙骨を安定させられるのだそうです」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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