同僚教諭に睡眠剤盛ってた女性講師!大阪の小学校で9年前から続いていた「眠り病」

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「わがままぶりに怒りがこみ上げた」

   大阪市立加美北小学校で入学式や授業中に突然気絶する女性教師が続き、学校では眠り病と噂されていた。9年前からのことで、音楽担当の常勤講師の女性がシュークリームなどに睡眠導入剤を入れていた。傷害容疑で書類送検されたが、陰湿な犯行の動機はなんだったのか。

「わがままで可愛くない後輩だから飲ませた」

   書類送検されたのは中岡温子容疑者(60)で、直接の容疑は昨年6月(2012年)、職員室で会議中に40代の女性教師が突然倒れ、一時意識不明になった。救急搬送された病院で調べたところ、女性教師からうつ病や不眠症などの治療に使われる睡眠導入剤「ブロチゾラム」が検出された。医師は「大量に飲むと昏睡状態になり、揺すっても起きない状態になることがある」という。

   女性教師はこの薬を飲んだ記憶はなく、会議直前に食べたシュークリームの中に入っていたとしか考えられないことから、警察に被害届けを出した。調べて見ると、浮上したのが同僚の中岡だった。調べに対し、「前日にたまたま思いついて、家族が医師から処方された睡眠導入剤を使った」と供述している。

   動機については、「(被害女性が)わがままな態度で、指導しているのに可愛くない後輩だと思った。だんだん怒りがこみ上げてきた」と話しているという。女性教師が職場に復帰直後には、女性教師の運動靴に「バカ」「辞めろ」などと落書きしていた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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