政治ジャーナリスト・田勢康弘「東大で教えてたとき教室見たいとやってきた」
政治ジャーナリストの田勢康弘氏には「島倉千代子という人生」の著書がある。告別式を「ご本人にいちばん見せたかった。全国から3000人が号泣していた」としみじみと話す。
与良正男(毎日新聞論説委員)「どうして島倉千代子さんと?」
田勢「子どものころ、多分いちばん若いファンクラブの会員だった。人生のほとんどを見てきた。強い人」「美空ひばりさんを尊敬して追いつこうとしてま したが、きのうの参列の人を見て追いついたなと思いました」
司会の井上貴博アナ「印象に残る出来事はありますか」
田勢「東大で教えていたとき、教室を見たいとやってきました。学生に『赤門をくぐるのは3度目。1度目は安田講堂事件を見に来た。2度目は東大病院で乳がんですといわれた。赤門をくぐると私の人生が変わる』と話してました。学生がびっくりしてました」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト