ドイツ人の自称大学生 警察取調べ中に逃走!先々の善意にすがって仙台近郊潜伏

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   きのうの午後4時10分ごろ(2013年11月)、宮城県警仙台中央署からドイツ人の男性容疑者が取り調べ中に逃げ出した。行く先々で日本人の善意を悪用しながら逃走しているようだ。

   逃げ出したのは、住所不定の自称大学生、シューツ・ペトロ・ウラジミロビッチ容疑者(25)で、先月31日(2013年10月)、仙台市内のホテルで従業員2人を殴ってけがをさせてとして傷害容疑で逮捕された。警察官2人と女性の通訳で取り調べをしていたが、1人の警察官が書類作成のため席をはずした隙に入口から外へ走り出た。女性の通訳がいたため、万一のときに避難できるように取調室の鍵をかけていなかったという。

寒そうと代金取らずシャツ売った洋品店、履物あげた民家…ニッポンはヤサシイ

   ウラジミロビッチ容疑者は身長1メートル85センチで眼鏡をかけ、逃げ出したときは白いTシャツに白いズボンで裸足だった。アナウンサーの小松靖が警察への通報に基づいて足取りを追う。警察を出てすぐ近くの交差点で通りがかった車を止めて乗り込み、多賀城市内に向かい午後5時ごろ多賀城駅で降りたが、その際「フレンド」「サンキュー」などと言って去った。

   30分後に近くの店に姿を現すが、寒そうな様子をみて、店主は金を受け取らないで青い長袖シャツ差し渡した。さらに、近くの民家に行ってスリッパをもらった。その後は、日付が変わってけさの14日午前3時ごろ、コンビニの駐車場で黒い車に乗ったという。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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