24億円横領男「逃亡前に日本で20億円使った」テリー伊藤が大胆推理

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   「24億円の男」がけさ14日(2013年11月)、帰国したところを成田空港で逮捕された。タイで不法滞在をしていた長野県建設業厚生年金基金の元事務長である。同基金では約24億円が行方不明になっており、元事務長は目下、約6400万円を業務上横領した疑いがある。使途不明が発覚する直前の2010年にタイに逃亡していた。

逮捕時の所持金1万円

   タイに来た当初はバンコクの日本人向けクラブにちょくちょく顔を出したり、複数の女性に多額の現金や高級時計、マンションを与えるなど羽振りがよさげだったが、逮捕時の所持金は1万円。生活は困窮し、月8000円のアパート家賃も払えず、交際相手にすがろうとするも見放され、あまつさえ警察に通報までされてしまった。金の切れ目は縁の切れ目という、あの身も蓋もない格言を地で行く展開となった。

   不法滞在で逮捕される2週間前、男は知人に「タイには4人の愛人がいて、せがまれて家や土地を買ったらカネがなくなった」と話したという。もっとも、横領や旺盛なカネの消費をはじめたのは2006年からで、キャスターのテリー伊藤は「しおらしい顔してるけど、24億円を好き勝手に使った。とんでもない男ですよ」と言う。その内訳についても、「20億円は日本ですでに使っていて、残りを持ってタイに逃げた」と推定していた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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