きのう12日早朝(2013年11月)、新潟市北区で起きた民家の火災では、出火当時、この家に住む川崎ミツミさん(69歳)、遊びに来ていた川崎さんの孫夫婦とひ孫がいて、川崎さんと孫の妻は病院に搬送され死亡が確認された。ところが、2人の死因は焼死ではなく刺し傷によるものだった。
血だらけで隣家に助け
火災の第一報は通行人の男性からだった。「朝の6時半頃、仕事に行こうと家を出たら家かが燃えていました。あわてて110番しました」と話す。高村智庸リポーターは「火が出た直後、川崎さんは隣の家に助けを求めました。この時すでに川崎さんは血だらけで、隣家の玄関ドアの前で倒れていたそうです。川崎さんに火傷のあとはなく、孫の妻の里香さんも川崎さん宅から少し離れた路上で血だらけで発見されました」と伝える。
司会の羽鳥慎一「2人が刺されているということは、誰かの恨みによる犯行とも考えられますが」
高村「川崎さんは誰かの恨みを買うような人ではなかったと近所の人は口を揃えています」
近隣の主婦は「旦那さんを亡くされて以来、早朝からとれたて野菜を自転車に乗せて行商に行くという活発な人でした。孫やひ孫もよく遊びに来ていて、家の中からひ孫たちの『ばぁちゃん、ばぁちゃん』という声が聞こえる仲の良い家族でした。誰かに恨まれるというのは考えられません」と声を詰まらせる。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト