寒くなると体の調子悪い…気温差で起こる「停滞腸」腐敗ガスが全身に悪影響

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「エキストラ・バージン・オリーブオイル」に効果あり

   「停滞腸」を防ぐ予防法はあるのか。松生院長は「エキストラ・バージン・オリーブオイルが効果ですね。油膜で包み込まれた温かい食べ物を摂取することで、腸や胃が長時間温め続けられます」と話す。

   自分の腸のコンディションを詳しく知ることのできる最先端検査法もある。東京慈恵会医科大学・内視鏡科の斎藤彰一医学博士は大腸カプセル内視鏡を説明した。「カプセル状の小型カメラを飲みこんで、大腸内の様子を撮影します。現在普及している大腸内視鏡検査より身体的負担が少ないので、検査を受けることへの抵抗感が軽減できます」

   下剤で腸内をキレイにしたあとカプセルを飲み込み、その後も数回に分けて下剤を飲んでカプセルを腸まで移動していく。カプセルの両端に2つのカメラが搭載されていて、腸内を344度の視野で細かいヒダの裏側まで撮影していく。毎秒4枚のペースで撮影されたデータは、お腹の周り7か所に装着されたセンサーに送信され、腰に付けたレコーダーに記録される。

   コメンテーターの青木理(ジャーナリスト)「僕も内視鏡検査を受けた経験があるが、下から入れるというのは抵抗感がありますよね。早くカプセル型が普及してくれれば、大腸検査を受ける人も増えるはずです」とコメントした。

   そう、大腸内視鏡検査は痛いということハイのだけれど、検査を受けるときの格好がどうも…という人は多い。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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