約1年前、7500万円の申告漏れがあったと報じられ、以来芸能活動を休止していたタレントの板東英二がきのう10日(2013年11月)、涙の謝罪会見を開いた。申告漏れについては、架空外注による経費水増なども伝えられていたが、会見ではそのような事実なく、長年行っている頭部への植毛が経費として認められなかったことが大きいとした。ウソかホントかよくわからない植毛云々は、いかにもタレントらしい笑い話にも見えたが、「スッキリ!!」では誰の笑いを取ることもなかった。
植毛代引いてもまだ6000万円不明
キャスターのテリー伊藤は「植毛だけのせいにして、あとはなんだかよくわからない。植毛が経費だとしても、(7500万円のうち)1割ですよ。残りの6000万円について明らかにしてほしい」などと主張した。
板東は会見で、謝罪とともに芸能活動再開の意思を表明した。しかし、問題を起こした個人事務所は畳んでおり、気になる今後の所属事務所も決まってないという。「会見を業界の人がどう判断するか。あと世論」(井上公造リポーター)といったことも影響してくるのかしれないが、そうだとすれば、「植毛」は高く付くことになりそうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト