身代金目当ての誘拐がおととい6日(2013年11月)、東京・大田区で発生した。容疑者3人組は田園調布の路上で中学1年生の女子生徒少女をさらい、盗んだナンバープレートをつけたワンボックスタイプのレンタカーに閉じ込め、家族に2000万円を要求した。
しかし、誘拐から3時間後、盗んだプレートのまま府中市内を走っていたところを警察の検問に引っかかり、御用となった。被害者を狙った理由は「田園調布にいるならカネをもってそうだから」だった。
近所では評判の「子煩悩お父さん」
誘拐後に盗んだプレートをつけて走り続けるなどのずさんな犯行ぶりで、司会の加藤浩次が「コレ、非常に稚拙ですよね」と言えば、菊地幸夫弁護士も「非常に幼稚で、場当たり的」とこきおろした。
主犯格と見られる43歳の男のご近所の評判を取材したという阿部祐二リポーターは、「近所の方が一番ビックリしている」と伝える。男は長年、大手の運送会社につとめ、妻と二人の子供と一戸建てに暮らして、教育熱心で子煩悩な父親と見られていたという。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト