11軒が自宅開放してそば店
母屋の座敷に上がると普通な農家。仏壇があり、鴨居の上には卒業証書や二宮金次郎の写真。ふた間ぶち抜きの和室に座り机が4つある。妻のリキノさんが大きなお盆にさまざまな料理と2種類のそばを運んできた。リキノさんは「まずは水そばから食べて下さい」とすすめる。
篠山「ええっ、水でですか」
リキノさん「そうですよ」
篠山「このまま食べるの?ダシとかなくて…」
リキノさん「そばの味の甘くて香りのよさが水だと味わえるからねえ」
手繰った篠山は「味が濃い。のど越しもモッチリしてますよね」と感心しきりだ。続いてすすめられたのが塩がひと盛されただけの塩そば。食べた篠山「うん、塩をかけることで、そばの甘みが強烈に出ますね」
物江さん「良くそういわれます。もちろんつゆもありますからお好みで選んで下さい」
井ノ原快彦キャスターため息交じりで言った。「この地区で何軒かハシゴしてみたい」
(磯G)