悪質運転の罰則強化―飲酒・薬物の死亡事故「懲役15年」遺族からは「まだ軽すぎる」

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重罰キャンペーンで抑止効果

   司会の羽鳥慎一「これで悪質運転の罰則が強化されたといえるのでしょうか」

   大澤弁護士「感情のもつれから殺人事件を起こした場合、懲役10年という判決が出ることがあります。今回の罰則強化はそれよりも重い罪になるということを物語っていますが、それを広く知らせるためには、マスコミなども協力した周知徹底が必要です」

   高村は「遺族の間からも、罰則は強化されたが、警察の捜査には不十分なところがまだまだある。また、残された遺族への警察や行政からのサポートも十分に行われていないという声が上がっています」と報告した。

   大澤弁護士は「今回の罰則強化を広げるためには、学校での道徳教育などを通じた指導も必要でしょう。自転車による事故と同じように、最低限の交通ルールを子供たちに教えていく必要があります」と話す。罰則強化で悪質運転が減ることを願うばかりだ。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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