ひき逃げ・泥酔夫を110番!賢妻「飲酒運転ダメだってきつく言っていたのに…」

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   千葉県八街市でおとといの3日夜(2013年11月)、自転車の女子中学生5人が飲酒運転のワゴン車にはねられる事故があった。車はそのまま逃走し自宅に帰ったが、運転していた男の妻が異変に気付いて警察に通報し逮捕された。信じられないことだが、男は車の中で眠っていたという。

「ひき逃げあったと聞いて帰ってきたら、ウチの車のフロントガラスすごい状態」

   事故があったのは3日午後9時50分ごろで、八街市内の市道で自転車の女子中学生が縦に並んで走っていたところ、前から来た農業、師岡毅容疑者(29)運転のワゴン車にはねられ、1人が足の骨を折る大けがをし、3人が足や頭に軽傷を負った。師岡はそのままワゴン車を運転して現場から走り去ったが、事故発生から5時間後に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び・ひき逃げ)の容疑で逮捕された。「飲酒運転が見つかるのが嫌だった」と供述している。

   3日は八街の秋祭りで、街には屋台が並び山車が練り歩いた。知人によると、師岡は「酒は好きなタイプで、陽気で素直でいい野郎」といい、祭りの賑わいもあって仲間と酒を飲んだようだ。

   通報した妻がレポーターの井口成人にその時の様子を語る。「帰ってきて、あらっと思って。フロントガラスがすごい状態だったので、これは通報した方がいいんじゃないかと思って」。友人から近くでひき逃げ事故があったと聞いていたので、家の庭にあるワゴン車を見て通報したのだが、運手席では夫が眠っていたという。「気が動転しちゃって。取りあえず110番した方がいいだろうと思って。大変申し訳ないと思っています。中学生と聞いて、多分この辺のお子さんだと思うので、本当に早くけががよくなってもらえるようにということしか…」

   事故現場から自宅はわずか400メートル。「飲酒運転はダメだときつく言っていたので、いつもは歩いて帰ってきたり、代行で帰ってきたりしていたのに、たまたまきのうだけ、なんで(車で)帰っちゃったのかわからない」

   義理の父も「なんてことしたんだと。それだけですね」と肩を落とす。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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