読売巨人軍と東北楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球・日本シリーズはきのう31日(2013年10月)、楽天が第5戦に勝って対戦成績を3勝2敗とし、シリーズ制覇に王手をかけた。
不振の巨人打線 若手・辛島も打ち崩せず
きのうの見どころは、楽天が実績の乏しい若手の辛島投手を先発に起用したことだった。巨人を応援するキャスターのテリー伊藤はきのうの「スッキリ!!」で、「カラシマァ? (シーズンで)3勝か4勝でしょ。巨人をナメてないか」と鼻息荒く語り、勝利を確信したふうであった。フタをあけてみれば、楽天の戦略が「まんま(と当たった)じゃないですか」(司会の加藤浩次)。カラシマは巨人の大エース内海投手を上回る好投を見せたのである。
第6戦はあす楽天のホーム仙台で行われ、楽天は今季24勝(+ポストシーズン2勝)0敗のマー君こと田中将大投手が先発登板する見込み。ゴリアテ軍は二重、三重に追い詰められた感じである。
このシリーズを通して、巨人ファンの鑑のような強気な言動を続けているテリーは、けさも動じることはなかった。加藤が「マー君、これで勝って海外(移籍)ってなったら、カッコよすぎますね」と煽ると、テリーは負けじと「勝ち逃げって感じですからね。そうはさせません」と力を込めて言い返していた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト