幼いわが子に万引きさせてた母親と内縁夫!家電量販店でテレビやブルーレイ

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   児童虐待は増加の一途をたどっているが、幼い子どもに万引きをさせたとして、29日(2013年10月)に埼玉県川口市に住む母親と内縁の夫が窃盗容疑で逮捕された。盗ませたのは、ガムやチョコレートといった子ども向けの商品ではなく、液晶テレビなど総額約21万円相当の家電製品だった。

   逮捕されたのは無職、石毛美帆容疑者(26)と自称会社員の三本木将太容疑者(25)で、今年7月14、15日(2013年)、埼玉県蕨市の家電量販店で当時8歳の長男と5歳の長女に液晶テレビ1台とブルーレイレコーダー4台を万引きさせた疑いだ。

一緒に店内回り「あれ持って出ろ」

   犯行の様子は防犯カメラがとらえていた。石毛と三本木は長男、長女を連れて家電量販店を訪れ、一緒に店内を回って盗むものを指示し、兄妹は積んであったと思われる段ボール入りの商品を抱え、金を払うことなく店の外に運び出した。決して軽くはなく、小さくもない商品を抱えて外に出る2人の子どもを誰も不審に思わなかったのか。その場で注意されることはなかったようだ。

   子どもを使った犯罪について、犯罪心理に詳しいステップ総合研究所の清永奈穂氏は「保護者が大人ではなく幼稚だという印象で、大人になりきれていない犯罪ですね。親が子どもを使って悪いことをさせて利益を得る犯罪は、増えてきているような印象を持っています」という。

児童相談所は「児童虐待いあたる」と保護

   司会の羽鳥慎一「ひどい親ですね」

   コメンテーターの松尾貴史(タレント)「どうしょうもないですね。こういうことをさせること自体が酷い虐待だと思いますね」

   羽鳥「従わざるを得なかった子どもたちは、どういう気持ちで運んでいたのか。切ないですね」

   高木美保(タレント)「親の愛情に飢えていたのかもしれないですよね。親の言うことをきくことでほめてもらえるって。まったく無垢な思いでやっているかもしれないし、ちゃんとできなければ家で叱られるかもしれない。そう思うと、本当に胸が痛みます」

   子どもは3人いるといい、虐待の疑いがあるという理由で現在、児童相談所に保護されている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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